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【個人事業主向け税理士インタビュー】確定申告わからないこと集③~総まとめ編~

期日迫る確定申告が”お済でない”個人事業主を代表して税理士の木村聡子先生に確定申告躓きポイントをインタビューをしてきました。
一通りの疑問は解決したので最後に私の密かなる心配事と木村先生の今後についてお伺いしました。

総まとめ編

個人事業主の確定申告について初心者がわからない、長年やっている方でもあいまいな知識だったりするポイントについてここでおさらいをしておきましょう。

経費&減価償却編まとめ

・経費の勘定科目は自由に作ってよし。何費にするか迷った場合は自分にとってしっくりくる科目に決め、一度決めたルールを守るべし。

・事業のため、収益に繋げるための出費であれば経費計上可能。事業のため、売上のためだと説明できるようにしておくべし。

・領収証がなくても経費計上可能。証拠書類として精算書や出金伝票を書くべし。

・ 帳簿付けはおまとめ厳禁。原則にのっとりこまめにつけるべし。

・10万円以上なら資産計上、期末に減価償却。一括償却資産と選択可能な30万円未満は税額を計算して賢く選ぶべし。

給与&源泉徴収編まとめ

・源泉徴収は『提供した仕事内容』で決まる。自分の仕事が該当する場合は源泉徴収額を記載した請求書をクライアントに発行すべし。

・給与でもらった報酬は、給与所得控除が適用される。実額経費との二重計上に注意すべし。

・確定申告書で徴収された所得税の記載を忘るべからず。

・個人事業主たるもの1円の所得申告漏れも許されない。

税務調査は個人事業主でも来るの?

森「最後にひとつ質問なのですが、個人事業主でも税務調査って来るんですか。」

木村「はい。個人事業主でも税務調査は来ます。法人と比べると頻度は少ないです。」

森「どういう条件だと税務調査が来るのでしょう。」

木村「そうですね。まず、税理士が関与していないということですね。これは確定申告書に税理士の署名がないことで税務署が判断できます。やっぱり税理士がやっていると税務調査は入りにくいです。」

森「税理士さんにやっていただいたほうが信頼されるのですね。」

木村「ふたつ目に、ずっと赤字続きであったりずっと低所得の場合です。税務署から『ずっと収入が少なくて生きていけているの?』と思われるのです。」

森「なるほど。確かにそうですよね。」

木村「事業に関係ないものでも経費として入れ込んでしまって、所得を赤字や数万円にしていたとします。それなのに奥さんやお子さんがいるとしたら『ちょっとおかしいんじゃないの』と思われますよね(笑)」

この窓際のチェアで読書したいです

この窓際のチェアで読書したいです

森「本当ですね(笑)」

木村「三つ目に、前年までと売上や経費の金額に大幅な増減があった場合です。売上にしろ経費にしろ大幅に金額が変わると何があったのかということで調査に来ることがあります。あと、業種によっても違います。例えば、お医者さんで耳鼻咽喉科などは保険診療が主です。経費がほとんどかからないですし、保険診療の場合は保険機構から収入を調べることができるので所得の隠しようがないのです。」

森「あぁ。そうですね。」

木村「逆に言うと、現金商売のところはいわゆる『抜く』ということができますよね。そういうところには調査が来やすいですね。例えばデザイナーさんなんかだと、取引先がほぼ法人になると思いますのでその法人から資料せんが回っているのでそういう人も入られにくいかもしれませんね。」

森「なるほど。相手が法人なら請求書でやり取りしますし、銀行振り込みがほとんどで取引の証拠がありますものね。」

木村先生の今後の展望は?

森「木村さんの今後やっていきたい仕事はどんなことですか」

木村「私は税理士として顧問を務めるのは、直接の知人と私のウェブサイトやブログを見て私という人間を知った上で『絶対私にお願いしたいんだ』という方に限定しています。そういう方は良いお客さんになってくださると思います。『決算だけやって欲しい』というような依頼はお断りしています。半分は会計顧問、税務顧問としての仕事、半分は『ひとりでしかできないこと』をやろうと思っています。私は情報を発信するのが好きなので、セミナーや執筆活動を今後はもっとやっていきたいと思っています。今までやってきたことを、皆さんに役立ててもらえたら嬉しいので、そういう活動に力を入れていきたいです。」

森「素晴らしいですね。お客さんの選び方も、一人でしかできないこと、やりたい仕事をやっていくというスタンスもとても憧れます。木村さんは最近本を出版されたんですよね。」

今後ますます輝く予感の木村聡子先生

今後ますます輝く予感の木村聡子先生

木村「そうですね。『あなたの1日は27時間になる。』という本を2015年12月11日に出しました。お陰様で重版がかかり、今3刷まで来ています。これをきっかけに、1年に1冊はビジネス書を出していきたいと思っています。是非、書店で見かけた際は手に取っていただけると嬉しいです。それと、今日のインタビューでお答えしきれなかった部分はこのプラス・ムーブメントのブログで書いていきますし、私自身のウェブサイトでブログを書いていますのでそちらも見ていただけたら嬉しいです。時間と行動とお金をセルフコントロールするための術を書いています。」

森「文章を書くのが本当に上手で読みやすい楽しいブログですよね。私も木村さんのブログおすすめです。今日はありがとうございました。」

木村「ありがとうございました。」

あなたの1日は27時間になる

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木村聡子先生著書『あなたの1日は27時間になる』は、だらだらと仕事してしまう方、なんとなく時間を過ごしてしまう方、資格試験勉強中の方には特におすすめです。時間を上手に使うことが好きなことをして生きるための第一歩ではないでしょうか。今までの自分を変えて理想の人生へ進みたい方ははじめの一歩として読んでみて”実践”してくださいね。
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