陸前高田市で尺玉5発を含む20発の花火を8/14(金)に打ち上げ。「三陸花火大会」開催に向けたプレイベント

三陸地域の団体や個人が中心となって発足した「三陸花火競技大会実行委員会」は、2020年10月に開催する「三陸花火大会」に先立ち、「未来に向けた花火」と題して岩手県陸前高田市内にて尺玉5発を含む20発の花火を打ち上げます。

打ち上げる日は、東日本大震災前に陸前高田市で毎年花火大会が開催されていた日でもある8月14日。詳細な打ち上げ場所は非公開です。

世界の平和を願う「未来に向けた花火」

2021年はNHK連続テレビ小説の舞台として、また国内最大級の観光キャンペーンが行われるなど再度注目の集まる「三陸」。

今回の花火は、そんな三陸のもつ自然や歴史、文化、食などの魅力に出会い、三陸のファンになってもらう新たなきっかけ作りとして、また来年度以降に毎年開催を目指す全国規模の花火大会「三陸花火競技大会」に向けて開催するプレイベントです。

世界中でコロナウイルスが猛威を振るう中、「悪疫退散」「無病息災」「五穀豊穣」という世界の平和を願って花火を打上げます。

三陸花火大会について

三陸花火大会イメージ

10月31日は、世界中でハロウィンのお祭りが行われる日です。ハロウィンでも悪霊を驚かせて追い払うという意味があるように、三陸花火大会にも花火で悪霊を追い払い、1日だけでも世界を明るく照らしたいという願いが込められています。

三陸花火大会イメージ

イメージビジュアルの大小様々な花火には「みんなの力を合わせて色々な花火を作り上げる」という意味が込められています。7色のカラーで、国籍・人種・年齢・性別も関係なく「世界中みんなの花火」になることをイメージしました。

また、キャッチコピーの「みんなで夢を打ち上げよう。」で、三陸の人々、花火大会に関わる人々、観客の人々、LIVE中継で観覧する人々、皆でひとつになって創り上げる花火大会にしたいという思いを表現。

現在(いま)と新しい未来(あした)のことを考えてワクワクする気持ちを「夢」という言葉に乗せ、三陸から日本や世界にワクワクを発信するという思いを「打ち上げよう」という誘い言葉に込めています。

マルチアングルLIVE配信を活用

コロナウイルス感染が長期化する中、遠方から無理に会場に足を運ばずにどこからでも楽しめるよう、高画質のマルチアングルLIVE配信を実施します。

マルチアングルとは、複数カメラで様々な方向から撮影し、視聴者が自由にカメラを切り替えることで様々な方向からの映像を楽しむことが出来る技術。

コロナウイルス感染が長期化する中、新しい生活様式の時代に対応したOMO(Online Merges with Offline)型の花火大会となります。

※OMO(Online Merges with Offline)とは、オンラインとオフラインのチャネルを融合し、よりより顧客体験を提供していこうとする考え方。

株式会社マルゴー 斉木智社長

打ち上げは、全国の競技大会でも数々の優勝経験を持つ日本屈指の花火製造・販売の株式会社マルゴーが担当します。

同社は、3月に陸前高田市で行われた「世界の平和を願う花火」にも携わり、4月には陸前高田市内に三陸事務所を開設するなど実行委員会を全面バックアップしています。

岩手県内の打上げ花火の製造、打上げを手がけている有限会社トモエ屋煙火工業も当日の打ち上げに参加します。

未来に向けた花火

日時:2020年8月14日(金)19:30〜20:00(約10〜15分)
場所:岩手県陸前高田市(打ち上げ場所は非公開)
打上数:20発
※今回の打ち上げは大規模な映像配信のテストも兼ねているため、機材調整などのために打ち上げ間隔が不規則になる可能性があります。20発を打ち上げて終了です。
※駐車場や観覧席等の準備はありません。遠方からの来場はご遠慮ください。
※近隣の方は三密を避けてご観覧ください。

三陸花火大会

開催日:2020年10月31日(土)  ※予備日:翌11月1日(日)
打ち上げ時間:19:00〜20:00
開催場所:岩手県陸前高田市
打ち上げ花火:約10,000発予定(打ち上げ場所の詳細は後日オフィシャルHPで公開)
Facebook:https://www.facebook.com/sanrikuhanabi
Twitter:https://twitter.com/sanrikuhanabi
パフォーマンス演出やライブ配信、さんりくフードビレッジなどのコンテンツも実施予定。

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