
東京駅周辺(八重洲側)では、各方面に向かう高速乗合バスや空港連絡バスなどの停留所が道路上に散在しているため、鉄道との乗換えの不便さや、道路上での乗降によって交通が妨げられているなどの課題があります。
UR都市再生機構と京王電鉄バスは、そこで路上の停留所を集約しスマートな運営を図るため、東京駅前の八重洲地区に「八重洲バスターミナル(仮)」を整備することを発表しました。
国内最大規模のバスターミナル整備へ
バスターミナルは、『国際都市東京の玄関口』 と 『国内主要都市との交通結節』 の機能強化をめざし、案内カウンターの設置や待合ラウンジの整備、商業施設の配置など、多様な利用者にとって“わかりやすく”、バスターミナル機能を提供します。

また、京王電鉄バスのこれまでのバスターミナル運営業務における長年の経験を最大限に発揮し、『SMART バスターミナル』を目指します。
係員による的確なオペレーションと独自開発のシステムで「わかりやすさ」と「安心感」をスマートに提供。利用者にもバス事業者にもストレスのない、細やかな案内サービスを実現します。

壁一面の大きなサインパネルや、ひとつながりとなった天井のライン照明、床の誘導点字ブロックなど、あらゆる利用者に直感的でわかりやすいデザインを工夫します。

バスターミナルは八重洲地域の3つの地区にまたがり、完成すれば国内最大規模のものになります。

まずは2022年に北地区の一部を開業、その後2028年度以降に全体が開業する予定です。
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