東京駅前に「トーチタワー」が建設予定。ホテルや大規模ホール、高さ390mの展望施設も

東京駅日本橋口前で開発が進められている新しい街区の名称が「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」に決定しました。

「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに、事務所を中心とした「常盤橋タワー」と、高さ約390mを誇る「Torch Tower(トーチタワー)」を建設。

地下歩行者通路の整備や、大規模広場を活用した帰宅困難者支援機能の強化も行います。

都心最高層クラスの「Torch Tower(トーチタワー)」

高さ350m超のトーチタワーは、62F・RFに屋外空間併設の展望施設を整備。都心を眼下に遠く富士山を臨むことができます。

57F ホテルロビー

57F〜61Fには、世界水準のホスピタリティが約束された国際級ホテル(約100室)が誘致されます。ホテルロビー階は外気を取り入れるデザインで、300m超の高さで緑と風に包まれる空間が特別感を演出します。

トーチタワー1F〜8F 空中散歩道

3F〜6Fには現代の芝居小屋をモチーフにした大規模ホールを整備。このホールは災害時に、帰宅困難者の一時滞在施設や全天候対応の一時滞留スペースとして活用されます。

B1F〜6Fの商業ゾーンは、東京・日本の文化を五感で味わえる飲食店舗とエンターテインメント施設を中心に構成される予定です。商業ゾーンの一部には常盤橋ゆかりの温浴施設「常盤湯」を、広場の一角には横丁空間の整備も予定しています。

広場(JR 東京駅日本橋口より)

また、ポストコロナ時代におけるニューノーマル対応施策として、屋外空間を最大限に活用しています。

約7,000m²の広場は、外気を感じながら仕事ができるアウトドアオフィスとして、時にはリフレッシュの場として、ワーク・ライフをより豊かに演出。この広場は有事の際に災害復旧活動の拠点機能を担うため、大型ビジョンやWi-Fi環境等を実装しているということです。

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)事業概要

計画地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
敷地面積:約31,400m²
竣工予定:常盤橋タワー2021年6月末、トーチタワー2027年度
公式サイト:http://www.mec.co.jp/tokiwabashi/

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