代官山に複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」が着工!「住・働・遊」が融合した新しい拠点に

渋谷区代官山町に、新たな複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」の新築工事が始まったと発表されました。

「代官山町プロジェクト」は賃貸住宅・オフィス・商業施設で構成され、「暮らす」「働く」「遊ぶ」 の異なるシーンがシームレスに融合する『新しいライフスタイル』を提案。

世界的に有名な建築家・隈研吾氏がデザイン設計を手掛け、緑あふれる様々な形状の小さな木箱を積み上げたデザインになるということです。

「暮らす」「働く」「遊ぶ」が融合した複合施設

コロナ禍を受けて、新しい生活様式が広がり、人々の価値観やライフスタイルも変容しつつあります。

また、以前に増して暮らしがシームレスになり、働き方・働く場所の多様化に加え、消費活動にも変化がみられています。

こうした背景から、これからの時代に求められる複合施設は「異なる用途が存在する」ことだけでなく、「各用途が融合し、施設全体で拡張した暮らしの選択肢を提供する」ことが必要だと考えました。

フロア構成イメージ

「代官山町プロジェクト」は、賃貸住宅に加えオフィス・商業施設を計画していますが、個々の用途にこだわらず施設全体が生活の場となるような、「暮らす」「働く」「遊ぶ」がシームレスに融合する、これまでにない新しいライフスタイルの提案をしていきます。

加えて、代官山駅至近という利便性の高い立地にありながらも、緑豊かな街並みに合わせ、屋内に も屋外にも豊かな緑を取り入れて彩を加えることで、心地よい生活シーンを提供します。

デザイン設計者・隈研吾氏の想い

『代官山町プロジェクト』は「集中の時代」の大きくて閉じた箱に換わり、様々なプロポーションの小さな木箱を積み上げようと考えた。

木箱の多様性は街の自由とサステナビリティを象徴する。木箱と木箱の間には緑が植えられ、木箱のやさしいテクスチャーと緑が響きあって、街の緑につながっていく。

建築家・隈研吾氏
建築家・隈研吾氏

その真ん中に空とつながるアトリウムを設けた。そのアトリウムから駅へとつながる路地がのび、木箱は空とつながるだけではなく、街とも結ばれ、木箱の生活は代官山の街の活動の一部となるであろう。

われわれのデザインと街のシンボルが響きあって新しい時代の新しい生活が始まるだろう。

広域渋谷圏での開発を継続的に推進

東急不動産は、渋谷駅を中心とするエリア一帯を「広域渋谷圏」と定め、都市開発の重点拠点として位置付けています。

再開発の続く渋谷駅周辺は、若者だけでなく大人も楽しめる街に進化し、新たなビジネスやサービスの実験の場としても発展し続けています。

この渋谷から徒歩圏内の代官山は、都心ながら緑豊かで心地よい街並みが続く、良好な住環境を持つエリアです。

(仮称)代官山町プロジェクト

住所:東京都渋谷区代官山町119番他 敷地面積 約 4,084m²
延床面積:約21,875m²
構造規模:鉄筋コンクリート造 地上10階、地下2階

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