新宿駅西口の大規模開発計画を発表。地上48階建て、駅と一体化したオフィスや商業施設を展開

小田急電鉄と東京地下鉄は、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして新宿駅西口地区の開発計画を発表しました。

計画されている建物は地上48階、高さ約260メートルで、高層部にはハイグレードなオフィス機能、中低層部には商業機能を備えています。

新宿駅西口地区 開発計画

今回の計画は、世界一の乗降客数を誇る新宿駅の西口にて、駅とまちの連携を強化する歩行者ネットワークや、にぎわいと交流を生み出す滞留空間を整備するというもの。

災害時の帰宅困難者支援などで防災機能の強化をするとともに、最新技術の導入等による環境負荷の低減にも取り組みます。

オフィス機能と商業機能の中間フロアには、新宿の特性を生かして来街者と企業等の交流を促すビジネス創発機能を導入し、イノベーションの創出を図るということです。

また、低層部にはビジネス創発の情報や新宿をはじめとした小田急沿線、東京メトロ沿線等の情報を発信する機能を整備。

これらの取り組みを通じ、新宿グランドターミナルの一体的な再編を加速させ、新たなまちづくりを新宿全体へ波及・展開させていくという方針です。

新宿駅西口地区 開発計画概要

計画地:東京都新宿区新宿三丁目および西新宿一丁目
敷地面積:約15720㎡
階数:地上48階、地下5階
着工:2022年度(予定)
竣工:2029年度(予定)

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