トキワ荘マンガミュージアムで特別企画展 「トキワ荘と手塚治虫-ジャングル大帝の頃-」が4/7(水)より開催

2021年4月7日より、トキワ荘マンガミュージアムにて特別企画展「トキワ荘と手塚治虫-ジャングル大帝の頃-」が開催されます。

「手塚治虫とトキワ荘」に焦点をあてる企画展で、これまで公開されることが少なかった「サボテン君」をはじめとする作品や、藤子不二雄A先生が手伝った「ジャングル大帝」の最終回の直筆原稿、手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「火の鳥」など、トキワ荘時代に描かれた作品の貴重な直筆原稿が展示されます。

また、月刊誌『少年』(光文社)に昭和27(1952)年から17年間連載された「鉄腕アトム」の別冊付録全 97冊をはじめとする、別冊付録マンガの特集展示を実施します。

「トキワ荘前史」の作品やエピソードを紹介

企画展示室の様子

手塚治虫が「トキワ荘」に住んでいたのは 1953年初旬から1954年10月のわずか2年弱。

同時期にトキワ荘に住んでいたマンガ家は寺田ヒロオのみであり、のちにマンガ家の梁山泊と呼ばれるようになるとは、だれも想像しませんでした。

そのため、手塚は自らのトキワ荘時代のことを「トキワ荘前史」と 呼んでいます。

今回は、このトキワ荘前史の時代に手塚が描いた作品やエピソードを直筆原稿などにより紹介するとともに、手塚が関西から東京へ進出するまでの流れや、トキワ荘から転居した後のトキワ荘のマンガ家たちとの交流など「トキワ荘と手塚治虫」に関することを直筆原稿とともに紹介します。

開催に先立ち行われた記者会見で、藤子不二雄A氏は「ジャングル大帝の最終回で吹雪の背景をお手伝いしました。その原稿が手塚先生により描き直されることなく現在も残っているのは、自分が認められたようで嬉しいです。今回その原稿が展示されていますので、ご覧ください」とコメントしました。

トキワ荘と手塚治虫-ジャングル大帝の頃-

開催場所:豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
所在地:東京都豊島区南長崎3-9-22
日程:2021年4月7日(水)〜8月9日(月・祝)
※ミュージアムHPからの予約優先制
開館時間:10時〜18時(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金:特別観覧料(グッズ付き)大人500円、小中学生100円
未就学児・障がい者手帳を提示の方 及び介助者(1名まで)無料
公式ホームページ:https://tokiwasomm.jp/

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