千葉市・稲毛海浜公園「small planet CAMP & GRILL」が4/22(木)オープン。サステナブルな循環型グランピングパークをレポ

small planet CAMP & GRILL

千葉県千葉市美浜区の「稲毛海浜公園」内に滞在型公園施設「small planet CAMP & GRILL」が 2021年4月22日(木)にオープンします。今回はオープンに先駆けて行われた、メディア向け内覧会の模様をお伝えします。

「small planet CAMP & GRILL」について

「small planet CAMP & GRILL」について

「small planet CAMP & GRILL」は、千葉市と株式会社ワールドパーク連合体によって、再整備共同計画が進められている稲毛海浜公園施設リニューアル整備・運営事業「SUNSET BEACH PARK INAGE」の第一弾プロジェクトです。

「ヒト・トキ・モノ・コトが豊かに繋がり巡る星」をコンセプトに、グランピングやBBQ、カフェが楽しめるエリアがオープンします。

スタンダードグランピングエリア

スタンダードグランピングエリア

広さ65haを擁する「稲毛海浜公園」。
その一角に、スタンダードグランピングエリアとして、7棟のグランピングテントが設置されています。

スタンダードグランピングエリア

太陽系の惑星が名付けられたグランピングテントはミディアムとラージの2種類。ウッドデッキの上には「フォレスト」のチェアーがあり、座りながらゆっくりくつろげます。

グランピングラージ

グランピングラージ(18,000円〜(1泊))のテント内は、ボタニカルな演出がされたリラックス空間です。

グランピングエリアの中心にある「Fire Pit」

グランピングエリアの中心にある「Fire Pit」では、夕食後に焚き火を見ながらくつろげるスペースもあります。また、隣接する「スタンダードBBQエリア」では、BBQを楽しめる30基のサイトもありました。

スモールプラネットセンター

スモールプラネットセンター

グランピングエリアに隣接する「small planet center(スモールプラネットセンター)」は、チェックイン・チェックアウトなどのレセプションや、トイレ、シャワールームなど水回りの施設が集約しています。

エシカルコンビニ

こちらには「small planet」がセレクトしたエシカルコンビニがあり、ソイミートなどのオーガニックな食品や、環境に配慮したサステナブルな洗剤やハブラシ、虫よけなどが販売しています。

スモールプラネットカフェ

スモールプラネットカフェ

「small planet center」には、カフェスペース「small planet cafe(スモールプラネットカフェ)」が併設(営業時間:平日9:30〜17:00(L.O.16:00) / 土日祝日11:00〜20:00(L.O.19:00))。

カフェテラスでは、ザクザク食感のシュガークロワッサン

カフェテラスでは、ザクザク食感のシュガークロワッサンをはじめ、千葉の特産食材で作られたフードメニューやドリンク、スナックなどが楽しめます。

フォレストエリア

フォレストエリア

「small planet center」の建物をくぐると、樹々が生い茂る「Forest Area(フォレストエリア)」に入っていきます。日が暮れてくると、樹々の各所に設置された温かみのある電飾が辺りを照らします。

フォレストグランピング

フォレストグランピング

「Forest Area」の一角に木々に囲まれた、グランピングテントがひとつありました。

「Earth」と名付けられたこちらのグランピングテント

「Earth」と名付けられたこちらのグランピングテントは、ペットと一緒に滞在できる1日1組限定のフォレストグランピング(18,000円〜(1泊))。

テント内にはペット用のケージもありました

テント内にはペット用のケージもありました。テントの前には、ダイニングテーブルもあり、周囲を気にせずグランピングしたい方におすすめ。裏手から徒歩数秒でビーチにつながるプライベートエントランスも魅力的です!

再びフォレストエリアへ。ダイニングテーブルを備えたこちらにはBBQ施設もあり、森の中での食事が手ぶらでも楽しめます。

“千産千消千巡(地産地消地巡)”をテーマにしたBBQ

“千産千消千巡(地産地消地巡)”をテーマにしたBBQ

BBQは千葉のものを千葉で消費する“千産千消千巡(地産地消地巡)”をテーマに、地元千葉の農家「高梨農園」と提携。small planet 専属のフレンチシェフが考案した、まるでオーベルジュのような数々のダイニングメニューが楽しめます。

「プレミアムBBQ」は、牛リブロースや習志野ソーセージ

こちらの「プレミアムBBQ」は、牛リブロースや習志野ソーセージ、千葉県産「東の匠 SPF 豚」のハーブ塩釜焼きなどが楽しめます。

ヴィーガンBBQ

ヴィーガンBBQ

またベジタリアン、ヴィーガン対応のメニューにも対応。

ヴィーガンBBQは、メキシカン ワカモレ(トルティーヤチップス)や高タンパクで低カロリーな「ソイミートの唐揚げ」などが楽しめます。

炊き込みご飯

こちらの「炊き込みご飯」は、昆布だしを中心にグリーンオリーブ、ヒメニンジン、ライムなど野菜中心の炊き込みご飯。

採れたて野菜のグリル

採れたて野菜のグリルはお客さん自身でカットするなど、体験型のBBQが楽しめます。

プレミアムBBQ

メニューの一部を試食してみると、野菜は素材本来の自然な甘みが感じられ、ソイミートの唐揚げも鶏肉の唐揚げと遜色のないジューシーさでした。樹々の中で食事できるこのロケーションも最高のスパイスとなりそうですね。

BBQメニューはこの他「スタンダードBBQ」やお子様用の「キッズBBQ」もあり、グランピング施設の宿泊客には、こだわりのラグジュアリーモーニングも提供するそうです。

自然派ワイン(ナチュールワイン)

食事だけでなく、ワインも無農薬で酸化防止剤を入れない自然派ワイン(ナチュールワイン)として、映画監督として有名なフランシス・フォード・コッポラ監督のサステナブルを掲げたワイナリー「コッポラ・ファミリー」のワインや、南アフリカ産のワイン9種類が楽しめます。

フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット シネマ ソノマ・カウンティ 2017

こちらの「フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット シネマ ソノマ・カウンティ 2017」は、芳醇な香りながら赤ワイン特有のエグミがなく、すっきりとした飲みごたえ。飲み口もいいので、ついつい飲みすぎてしまいそう。

生ゴミはコンポストで土に還元。サステナブルな循環型パークに

生ゴミはコンポストで土に還元

BBQというと生ゴミなど、様々なゴミが問題となっていますよね。

こちらの施設ではBBQを作る際に出た生ゴミはバケツに入れて「small planet center」横にある「コンポスト」まで運びます。

アシドロコンポスト

1日30kgの処理能力がある、こちらの「アシドロコンポスト」に生ゴミを入れると微生物分解され、一晩で栄養価の高い土にすることが出来るそうです。

土は公園内などで肥料として再利用したり、アクティビティとして利用するなど、フードロスを徹底的になくし、多くの人が来場して循環が生まれることで、稲毛海浜公園がより豊かな循環型のグランピングパークを目指していくとしています。

日没後にスタンダードグランピングエリアを再び訪れてみると、各テントのやさしい明かりが公園内を照らしていました。テントは今後、順次増設を予定しているそうです。

2022年3月には「いなげの浜」にウッドデッキ

さらに、2022年3月には「いなげの浜」にウッドデッキが完成予定。

今後はヴィラホテルやスパホテルが開業を予定しているほか、千葉市花の美術館、稲毛市民プール、稲毛民間航空記念館のリニューアルも検討しているそうです。

small planet CAMP & GRILL(スモール プラネット キャンプ&グリル)

所在地:千葉県千葉市美浜区1 高浜7丁目2番1号 稲毛海浜公園
アクセス:京葉線稲毛海岸駅より徒歩25分。駐車場完備
営業時間:グランピングエリア施設 チェックイン15:00〜チェックアウト10:00
small planet BBQエリア:平日一部制11:00〜14:00 / 休日二部制11:00〜14:00,17:00〜20:00
small planet CafCafeエリア:平日9:30〜17:00(L.O.16:00)/ 休日11:00〜20:00(L.O.19:00)
公式サイト(予約サイト):https://sunsetbeachpark.jp/smallplanet/

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