
株式会社リクルート住まいカンパニーでは、関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している人を対象に実施したWEBアンケート「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」の結果を発表しました。
総合1位は「横浜」で、2018年以降4年連続トップを記録。また「さいたま新都心」「川口」「所沢」が過去最高位を更新するなど、埼玉県の躍進がみられました。
[関東] 住みたい街(駅)ランキング <総合>

- 総合1位は「横浜」で、2018年以降4年連続トップ。
- 「浦和」がTOP10の中で唯一得点を伸ばし8位へ順位を2つ上げた。
- 「浦和」以外のTOP10駅の得点はいずれも2020年より減少し、人気が分散する結果に。
- 今年、2018年以降の最高順位を更新した駅は、①埼玉県の「さいたま新都心」 「川口」「所沢」「武蔵浦和」 ②横浜周辺駅の「桜木町」「みなとみらい」 ③つくばエクスプレスの「つくば」 「流山おおたかの森」 ④京葉エリアの「舞浜」「浦安」「新浦安」など郊外中核駅の傾向があった。
[関東] 住みたい街(駅)ランキング <夫婦、夫婦+子ども>
- 夫婦のみ世帯、夫婦+子ども世帯では郊外中核駅が上位に多数ランクイン。
- 夫婦のみ世帯では2位「浦和」3位「大宮」と、TOP3のうち2つがさいたま市。
- 夫婦+子ども世帯では上位10駅のうち3駅がさいたま市。また「さいたま新都心」が14位から7位に順位を上げた。
- 夫婦+子ども世帯では「武蔵小杉」「柏」「舞浜」「みなとみらい」も順位を大きく上げた。
住みたい街(駅)ランキングの最注目ポイントは埼玉県の躍進!
今回の住みたい街(駅)総合ランキングでは「さいたま新都心」「川口」「所沢」などが過去最高位を獲得。
また、ライフステージ別ランキングのファミリー世帯でも「大宮」「浦和」「さいたま新都心」が得点を伸ばしベスト10にランクイン。
さらに、「順位が上昇した街ベスト10」でも「所沢」「川口」「和光市」がランクインするなど埼玉県の躍進を感じられる結果となりました。


コロナ禍を受けて「理想的な街」に求めることの意識変化

- コロナ禍を受けての「理想的な街」に求めることの意識変化の1位は、「医療施設が充実している(病院や診療所など)」。
- 「一回の外出で複数の用事を済ませられる」「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃う」といった、地域での暮らし利便性の充実度が重視されている。また「物価が安い(5位)」「住居費が安い(7位)」も上位にランクインし、生活費の安さへの意識も高まっている。
- 他方、従来は街選びの意識で高かった「個性的な店がある」「人からうらやましがられそう」「有名」といった羨望系の項目は最下位に位置している
住みたい理由別 街ランキング[コロナ禍で意識された項目上位10項目]

- 「聖蹟桜ヶ丘」 「川口」 「元住吉」 「石神井公園」は3項目でTOP5にランクイン。
- 「医療施設が充実していると思われている街」では、大学病院や大病院が立地する街が上位。
- 「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃うと思われている街」の1位は大型商業施設や運動施設が駅近くに集積する「錦糸町」。「錦糸町」は「一回の外出で複数の用事が済ませられると思われている」の項目でも3位にランクイン。
- 「散歩・ジョギングがしやすいと思われている街」の1位は「逗子・葉山」3駅が湘南エリア。
- 「住居費が安いと思われている街」の1位は「川口」。
- 「利用しやすい商店街があると思われている街」の1位は、有名な商店街がある「元住吉」。



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