「西武園ゆうえんち」リニューアルした昭和ノスタルジーな園内をレポ!園内通貨やアクセスについても

西武園ゆうえんち入口

埼玉県所沢市にある「西武園ゆうえんち」がリニューアルし、2021年5月19日(水)にグランドオープンしました。メディア向け内覧会を取材して来ましたのでお伝えします。

西武新宿駅から47分で西武園ゆうえんち駅へ

西武鉄道山口線(レオライナー)

アクセスは西武新宿駅から西武線を乗り継ぎ約47分。1960年代に西武線を走っていた車両のカラーリングでラッピングされた西武鉄道山口線(レオライナー)で「西武ゆうえんち駅」で降りましょう。

長崎電気軌道株式会社から譲り受けた路面電車(1050形1051号)

駅を降りるとすぐ見えるのが懐かしのフォルムの路面電車。こちらは長崎電気軌道株式会社から譲り受けたという、実際に使われていた路面電車(1050形1051号)が展示されていて、車内を見学することができます。

西武園ゆうえんちの入場料金

入場ゲート前のこちらのチケットブースで入場料と園内で利用できる「西武園通貨」を購入できます。

西武園ゆうえんちの入場料金

料金は入園とアトラクションが乗り放題の「1日レヂャー切符」が大人(中学生以上)4,400円、子供(3歳〜小学生)3,300円です。

この他、西武園通貨(450園分)がセットでついた「マル得1日レヂャーパック」は大人(中学生以上)9,500円、子供(3歳〜小学生)8,500円です。

チケットはWEBチケットで事前に購入することもできます。

園内でのお買い物は原則「西武園通貨」で

西武園通貨

園内では自動販売機やコインロッカーなど一部を除いて原則、園内での買い物やレストランでの食事の支払いは園内独自の通貨「園(セイブエン)」で支払います。

そのため、お買い物や食事をする場合は事前に「西武園通貨」を手に入れることが必須です。チケットブースでは250園分の西武園通貨(百園x2枚と拾園x5枚)が3,000円で販売されています。

「ジャングル大帝」のパンジャが描かれた「百園」=1,200円となり、レオが描かれた「拾園」=120円に換算されるので、参考にしてください。

なお「西武園通貨」は発行当日のみ有効なので、その日に利用できる分だけ購入しましょう。(翌日には無効になります!)

西武園通貨は園内の「夕日丘郵便局」や園通貨交換係から購入可能

夕日丘郵便局
夕日丘郵便局

西武園通貨は園内の「夕日丘郵便局」でも購入可能です。

こちらでは50園分の西武園通貨が600円で購入できます。クレジットカードや交通系電子マネー、各種電子マネーでも支払い可能です。また、園内各所にいる郵便局スタイルの「園通貨交換係」からも購入できるそうです。

昭和レトロな「夕日の丘商店街」へ

チケットを購入して入場すると1960年代をイメージした「夕日の丘商店街」があります。

龜山新聞舗

ここは30もの店舗が軒を連ねる昭和レトロな商店街です。その入口付近にある「龜山新聞舗」では、

夕日の丘新聞

「夕日の丘新聞」が無料で配布中。紙面は商店街の店舗案内や園内地図が掲載されているガイドマップになってました。

「夕日の丘商店街」はどこを見回しても昭和レトロな風情が楽しめます。

昔ながらの八百屋さんでは、焼きモロコシが売っていたり、店主によるバナナの叩き売りが始まるときも。

自転車屋さんも昔はこんな雰囲気でしたね。

たばこ屋さんの前には赤いダイヤル式の公衆電話が!懐かしい風景がそこかしこに見られます。

派出所も昔ながらのレンガ造り。駐在さんは不在?

と思いきや、泥棒をアクロバティックに追跡していました!

街のアイドル的なかおるさんと駐在さん
街のアイドル的なかおるさんと駐在さん

この商店街は、当時の雰囲気に合わせたキャストも魅力的。当時の活気や熱気を肌で感じることができます。

商店街では、こうしたパフォーマンスが各所で突如はじまるのも楽しみのひとつです。

昭和レトロなグルメを楽しむ

喫茶ビクトリヤ 外観

商店街の中には、いくつか食事を楽しめる場所があります。こちらの「喫茶ビクトリヤ」は軽食も楽しめる喫茶店です。

「喫茶ビクトリヤ」のメニュー

アイスコーヒーやピラフ、懐かしのクリームソーダも楽しめます。

喫茶ビクトリヤ「クリイムソーダ(メロン・50園)」「ゼリイポンチ(60園)」「スパゲティ・ナポレターナ(90園)」

この日は「クリイムソーダ(メロン・50園)」と「ゼリイポンチ(60園)」「スパゲティ・ナポレターナ(90園)」をオーダー。

淡いカラフルなフルーツゼリーが入った「ゼリイポンチ」と「クリイムソーダ」はどのアングルから撮ってもフォトジェニックで昭和レトロポップな飲み物です。

このほかにも「プリン・ア・ラ・モード(70園)」や「ハットケーキ(ホットケーキ)70園」も写真映えしそう!

食堂 助六屋
食堂 助六屋
食堂 助六屋の店内
食堂 助六屋の店内

さらにこちらの「食堂 助六屋」では「ライスオムレツ(90園)」「ライスカレー(70園)」など、和洋中の食事も楽しめます。

レッツゴー!レオランド

レッツゴー!レオランド

見どころは「夕日の丘商店街」だけではありません。今回のリニューアルで新たに登場した「レッツゴー!レオランド」も見どころのひとつ。

「アトムの月面旅行」「飛べ!ジャングルの勇者レオ」や「レオとライヤのジャングルダンスパーティー」「レオとライヤの夕日列車」など、漫画家・手塚治虫さんのキャラクターをテーマにしたアトラクションが楽しめます。

「ジャングル大帝」や「鉄腕アトム」の世界観で写真が撮れる巨大トリックアートのフォトスポットや、リボンの騎士など手塚アニメのキャラクター総出演の巨大すごろくも魅力的です。

「メリーゴーラウンド」や「オクトパス・アドベンチャー」「バイキング」などリニューアル前からある楽しいアトラクションも健在。取材時は多彩なバラが彩る「ローズガーデン」も見応えがありました。

お土産が揃う「レッツゴーバザール」

レッツゴーバザール

西武園ゆうえんちのお土産を選ぶなら、品揃えも多い「レッツゴーバザール」がおすすめ。

レッツゴー!レオランドのクッキーや「ゴジラ・ザ・ライド」Tシャツやキャップなどのグッズが数多く販売しています。

注目ライド「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」

夕陽館 外観

最後に紹介するのは丘の上に建つ「夕陽館」で楽しめるゴジラの世界初の大型ライドアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣決戦」。

「夕日の丘商店街」と同じく1960年代の昭和の街並みをことごとく破壊するキングギドラとそれに対抗するゴジラの激闘が間近で観戦できる特等席ライドになっています!

リニューアルした「西武園ゆうえんち」はこのライドのために行ってもいいほど、インパクトのある激しいライドでした。

1日中居ても飽き足らない「西武園ゆうえんち」は子供から大人まで幅広い世代で楽しめる昭和ノスタルジーがたくさん詰まった遊園地でした。

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©Tezuka Productions

西武園ゆうえんちの夏イベントレポはこちら!

西武園ゆうえんち

所在地:埼玉県所沢市山口2964
料金:1日レヂャー切符(入園+アトラクションフリー)大人(中学生以上)4,400円・子供(3歳〜小学生)3,300円
※西武園通貨つき「マル得1日レヂャーパック」もあり
アクセス:西武鉄道山口線(レオライナー)「西武園ゆうえんち」駅前
駐車場:約1,000台 ※臨時駐車場含む 料金1,800円
西武園ゆうえんち(公式サイト)
WEBチケット(アソビュー)

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